転石苔を生ぜず

考えたことの記録です。

違和感を手放さない

ワークショップの1日目の初めのほうで学んだ言葉。
宮田識(さとる)さんという方のことばだそうだ。

この言葉に出会って思ったことは、私は違和感をいかにスムーズに手放すかに注力していたかということ。

違和感を覚えることは、ある。あるけれども、深堀りはしない。なぜなら疲れるから。

違和感を手放してきているので詳しく覚えていないが、きっと私の力で変えられるものではないと感じているからだろう。「世間」とか「常識」とか「普通」といったもの。
変えられないなら考えるだけ無駄、ということだ。

このワークショップでの一番の学びは、たくさんありすぎてまだまとまらないが、
「考えるだけ無駄」じゃないんじゃないか、ということは一つあるかも。

働くっていいこと?自分らしいってなに?自分ってそもそもあるのかな?自分はどういう存在でありたいんだろう?いい仕事って何だろう?人とつながるってどういうこと?健やかな状態ってどういう状態?

などなど、普段なら「そんなこと考えてもしょうがないじゃん」っていうことを考えに考えた3日間。

「考えるだけ無駄」ではなかった、と思う。
きっと今後も答えは出ない問いなんだけれど、問い続ける、という問いもあるのだと知ることができた。